大人ニキビと思春期ニキビの違い

普通ニキビというと思春期にできるニキビの事を思い浮かべますよね?

大人に比べて中学生や高校生にニキビができやすいのは確かで、それは思春期にはホルモンのバランスが大きく変化し、それにともなって皮脂の量が増えるからです。

皮脂の量が増えると、皮脂を食べて繁殖するアクネ菌が増えるので、増えすぎたアクネ菌によって炎症が起きます。

一方大人ニキビもニキビができる原因は同じくアクネ菌なのですが、皮脂の量が増えるからというよりも、毛穴が詰まってしまい、その中のアクネ菌が繁殖するというのが大人ニキビができる主な原因です。

そのため、もちろん肌の皮脂の量を適切に保つ事は大切ではあるのですが、大人ニキビへの対策は、それ以上に毛穴の詰まりを取り除く事が大切という事になります。

では、毛穴の詰まりはなぜ起こるのでしょうか。

色々な原因が考えられますが、ストレスや不規則な生活、長時間のメイクなどが主な原因として考えられると思います。

という事は、ストレスを取り除いたり、規則正しい生活をしたり、メイクは短い時間のみにすれば、大人ニキビは改善される事になりますが、それが簡単にできれば苦労しませんよね?私も絶対無理だと断言できます(笑)。

これらの原因への対策は「できる限りする」でしかないですよね。忙しい現代社会では仕方のないことです。

例えば、アロマを焚いてリラックスする時間をつくる、早く帰る曜日を決めてその日は絶対早く帰る、イベントのない土日は化粧をしないで過ごすなど、小さな改善を自分ができる範囲で行うのが大切だと思います。