2020/06/13

アクネ菌って悪い菌なの?

アクネ菌はニキビの原因菌です。と言うと、アクネ菌をやっつけてしまった方がいいような気がしますよね?

でも、アクネ菌は善玉菌。実は悪い菌ではないのです。アクネ菌は普段肌の状態を健康に保つ役割を果たしています。

そのため、アクネ菌を全て取り除いてしまうと、逆に肌の状態が悪化してしまいます。

ニキビが発生してしまうのは、次の場合です。

(1)アクネ菌が増えすぎてしまった場合

(2)アクネ菌と他の善玉菌とのバランスが崩れてしまった場合

つまり、アクネ菌が適度に他の善玉菌と肌に共存している状態が好ましい状態という事になります。

ただ、アクネ菌と他の善玉菌とのバランスをコントロールすることはできませんから、アクネ菌が適度に肌に存在するようにする必要があります。

殺菌剤の入ったニキビ治療薬を使って増えすぎたアクネ菌を抑制する事でニキビを改善するのが、オーソドックスなニキビの治療法です。増えすぎたアクネ菌を抑制できるので、もちろん効果があります。

ただ、殺菌剤の入ったニキビ治療薬を使用し過ぎると、肌の常在菌のバランスを崩してしまう事になります。肌に優しくニキビを治療したい場合は、アクネケアを使ってニキビを治すのがよいと思います。